こんにちは、てつまどです。
今回は工場での「プレス機」を使った曲げ加工の様子をご紹介します!
職人は、プレス機を「曲鈑(きょくばん)」や「ブレーキ」と呼ぶそうです。
プレス機は、金属板を任意の角度に曲げるための機械。
ダクト製作には欠かせない設備のひとつで、L字型やコの字型、Z型など、さまざまな形をつくるために使われています。
「プレス機で角度を入力して機械任せに…」と想像しがちですが、実はそうとも限りません。
たとえば「1枚だけ曲げる」といった場合には、機械に数値を登録せず、職人の手の感覚で角度を合わせていくこともあります。


毎日の作業で培った”気温による油の固まり具合”や”素材の硬さ”を読み取りながら、経験に裏打ちされた技で対応しています。
一方、90度に曲げる場合や、100枚など大量に同じものを曲げる際は、事前に機械へ角度を登録。このとき、鉄板の種類や厚みに応じて金型(型押しパーツ)をセットし直し、設定通りの角度になるよう調整してから加工に入ります。
設定角度に達するように踏み込むタイミングも重要で、足元のペダルを踏みぬく”力加減”が正確な仕上がりに直結します。


プレス機で様々な角度に曲げた角ダクトを組み立てて、
今日もたくさん出荷されていきました!
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